Open Observatory of Network Interference(OONI)は、インターネット検閲の透明性を高めることに特化した分散型プロジェクトです。2012年の設立以来、OONIはユーザーが自身のネットワーク接続における干渉の兆候をテストできる「OONI Probe」アプリなどの無料のオープンソースソフトウェアツールの構築に注力してきました。これらのツールはネットワークの到達可能性を測定するように設計されており、主にOSI参照モデルの下位層で動作することで、特定のウェブサイトやサービスがインターネットサービスプロバイダーや政府機関によってブロックされているかどうかを検出します。これらのプローブによって収集されたデータはオープンなデータセットに集約され、研究者、人権擁護者、ジャーナリストが世界中の検閲傾向を調査・記録するためのリソースとして活用されています。OONIはパートナーシッププログラムを通じて運営されており、アフリカ、ラテンアメリカ、アジア、中東の50以上のデジタル権利団体と協力しています。これらのパートナーは、特定の地域でどのウェブサイトやサービスをテストすべきかを特定するために不可欠な、現地の知識と専門性を提供しています。このプロジェクトは、その手法がコンテンツレベルのモデレーションやプラットフォーム固有のポリシーではなく、技術的なネットワーク測定に重点を置いていることを強調しています。標準化されたツールを提供し、調査結果の公開リポジトリを維持することで、OONIはインターネット検閲が実証的な証拠に基づいて記録されることを目指しており、自由で開かれたインターネットのためのアドボカシー活動を支援しています。

クアラルンプールで開催されたOONIパートナーギャザリング2024イベントに参加する人々。
OONIパートナーギャザリング2024には、世界中から協力者が集まりました。ooni.org

OONIは強固なパートナーシッププログラムを維持しており、アフリカ、ラテンアメリカ、アジア、中東の50以上のデジタル権利団体と協力して、現地の検閲傾向を特定しています。