ShinyHuntersは404 Mediaに対し、FBI職員と応募者に関するデータを保有していると主張しました。同メディアは、個人情報を含むとされるサンプルを確認したと報じています。記事が記録したのはグループの主張と取材で見たサンプルであり、それが全職員・応募者を網羅していると確定したわけではありません。
FBIは9月23日、サイバー犯罪グループがfbijobs.govへの侵害と職員の個人識別情報への影響を主張していることを把握している、と発表しました。侵害の起点が第三者事業者かFBI内部かは特定されておらず、求人ポータルを支える事業者と連携して調査中だと説明しています。

侵害の申し立てを調査中と発表した機関を示す画像です。影響を受けたシステムや流出データを写したものではありません。
この発表により、責任をもって言える範囲は変わりました。ポータル侵害は報道機関が伝えた攻撃者の主張だけではなく、FBI自身が調査対象として認めています。一方、攻撃者が主張するデータ一式、影響人数、全職員・応募者の情報が盗まれたことをFBIが確認したわけではありません。「FBIが侵害の申し立てを調査中」とする方が、「ハッカーが全職員のデータを盗んだ」と断定するより正確です。
流出情報の範囲と真正性は、名指しされた人々の危険度を左右するため、この区別が重要です。調査当局がアクセスされたシステムを特定し、データを検証するまでは、グループの発言や報道されたサンプルだけでは結論を出せません。FBIの公表文には侵入手法や最終的な調査結果は記されていません。この記事では確認できる調査着手を伝え、情報流出の範囲は未確定として扱います。