Dynamic Drawとは

powered by 御サーバー

「Dynamic Draw」  図表の作成に向いたドローソフト。ツールバーから直線・曲線・矩形・矢印などの図形を選択し、図形をキャンバス上に配置して図表を作成していく。図形の輪郭線を直線や点線の中から選択でき、輪郭線の太さ・色・模様の有無などを設定可能。輪郭線の設定を“ペン”として、図形の塗りつぶし設定を“ブラシ”として保存しておくことができ、あとで設定を呼び出して自作のペンやブラシをすぐに使用できるようになっている。図形だけでなく、他の画像ソフトでクリップボードにコピーしたBMP画像をキャンバスに貼り付けることもできる。キャンバス上にグリッドを表示し、図形の端がグリッドに沿うように配置できるほか、矢印を他の図形と結びつけると、図形の移動時に矢印も図形に追従して移動するなど、フローチャートを作成する際に便利な機能が盛り込まれている。また、右手でマウスを操作し、左手でキーボードを操作するときに最適なショートカットキーに設定する“右利き設定”と、左手でマウス、右手でキーボードを操作するときに最適なショートカットキーに設定する“左利き設定”の2種類を切り替えることも可能だ。(窓の杜)


Dynamic Draw Professionalは、物づくりや研究に携わる人にとって、作業の効率を飛躍的に高めてくれる機能を備えています。 その機能を製品開発の仕事を例に説明します。 製品を開発するって、ある方法を試して、失敗して後戻りして、違う方法を試してまた失敗して。 こんな感じですよね。 失敗を何度も繰り返して完成した製品は、最初の頃の試作に比べて、はるかに複雑で高機能な製品になっているはずです。 完成品の仕様書を書いて、開発の成果となるわけですが・・・ モノづくりの成果 開発成果って後任の人に簡単に引き継げますか? あるいは、3年後にあなた自身がこれを改修するとしたら内容を覚えてますか? 仕様書には完成品の解説はしてあるけど、たいがいの場合、なぜそう作ってあるのかは書かれていません。 それは、試みと失敗の繰り返しからやっとたどり着いたものなので、その過程を知ることは完成品を理解する上で大きな助けになります。 もし、この試みと失敗の全ての過程が仕様書に記録されていれば、引継ぎはずっと楽になると思いませんか。 3年後にすっかり忘れていても、これを見れば思い出せるはずです。 Dynamic Draw Professionalは、そんな発想から生まれました。 Dynamic Draw Professionalは、こんなふうに試み&失敗の過程を記録します。 1. Dynamic Draw Professional を使って、物づくりと平行して工程をラフに記録してゆきます。Dynamic Drawゆずりのインタフェースで、ペンで描くように殴り描きできます。 2. もし試作に失敗したら、失敗の理由を記録してから工程の記録をストップ。 3. 少し後戻りをして仕様の分岐をつくって、新しく仕様を書き込んでいきます。 1~3を繰り返せば、実際の 試み&失敗 をそのまま反映した文書ができあがります。 Dynamic Draw Professionalでは、この文書を履歴文書と呼んでいます。 通常の文書は開発工程の一瞬のスナップ写真ですが、履歴文書は、全工程を記録した いわばムービーです。 履歴文書に大量の情報が含まれていても、必要な情報を取り出せなければ役に立ちません。 そのために、History Manager が用意されています。 History Manager は、履歴文書を閲覧・検索するためのツールです。 History Managerを使えば、いつの仕様だって素早く取り出せるし、キーワードや修正箇所、時間などさまざまな方法で履歴文書を検索できます。 どうでしょう。使ってみたくなりましたか。 デモのムービーを用意しましたので、ご覧ください。 (配布ページ)


文書の履歴管理機能を備えたユニークなドローソフト。 「Dynamic Draw Professional」は、組織図やフローチャートのようなものを描くのに適したドロー系グラフィックソフト。直線や矩形、楕円などの描画ツールで図を描けるのはもちろん、履歴管理機能で文書の編集履歴が記録されるため、ある時点まで遡ってそのときの図を確認したり、そこを基点に別の図を描いたりといった使い方ができる。 文書は「プロジェクト」という単位で管理される。プロジェクト内には「履歴文書」という形式の書類を複数作成できる。履歴文書は(一般的なイメージでいうところの)文書ファイルに相当する。 履歴文書には編集操作が記録され、ユーザはいつでも「ある時点の文書」を呼び出せる。ある履歴文書をもとに他の履歴文書を作成した場合も、文書をツリー構造で管理できるようになっている(元になった履歴文書から新しい履歴文書が枝分かれするような形で階層的に表示される)。 文書の階層構造を効率よく参照できるよう、描画エリアやツールパレットのほかに「履歴構造ビュー」という表示エリアが用意されている。履歴構造ビューには3 種類の表示モードがあり、プロジェクト全体を見渡したり、特定履歴文書の内容を詳しく表示させたりといった使い分けが可能。履歴文書の内容を参照したり、検索を行ったりするための「History Manager」というツールも付属する。 ドローソフトの基本機能としては、直線や矩形、楕円形といった基本的な図形(総称して「部品」と呼ばれる)の描画を行えるほか、付箋のような感じでテキストを入力できるラベル部品、表を作成するための表部品などが揃う。ユーザが作成した部品を登録して使うことも可能。部品には塗りつぶし色や輪郭線の線種、太さなどの属性を細かく指定できる。複数の属性を組み合わせて登録することも可能だ。 図形の整列や重ね順の変更、編集エリアのグリッド表示やグリッドへの吸着、レイヤを使った描画などの機能を備え、本格的なドローソフトとなっている。 テキスト関連機能も強力。ルーラを使ったインデントやタブの配置が可能なほか、図形部品の外形に合わせてテキストを流し込んだり、回転を指定できたりなど高い表現力を持つ。テキストの検索・置換機能も用意されている。正規表現による検索も行える。 そのほかにも左利きユーザに配慮したキー割り当て変更「利き腕の設定」など、豊富な機能を備えている。プラグインによる拡張も可能だ。 reviewer's EYE reviewer's EYE 単なるドローソフトとして見てもかなり強力だが、履歴文書という考え方を取り入れたことで、独自の個性が一層光るツールになっている。例えば、情報を整理したり考えをまとめていったりする過程で、いろいろな図を描いてみる人も多いだろうが、「Dynamic Draw Professional」を使えばその過程をすべて残しておくといったことも簡単にできる。あるプランが時間を経てAからBという形へ変化する様子を、すべて図として残せるので、発生した問題に対してどのように対処していったかといった具体的なイメージがさらに掴みやすくなるだろう。 また、思考をまとめ上げてゆく途中でも、「そのときなぜそう考えたのか」を数ステップ遡って振り返るといった使い方ができる。いわば「グラフィカルなアイデアプロセッサ」といったところだろうか。 ただし、これらの特徴を実現するための文書ファイルに関する考え方は、このソフト独自のものとなっており、その点は注意が必要だ。プロジェクトと履歴文書の関係、履歴文書と他の履歴文書の関係などをある程度理解しておかないと、本来の魅力をうまく引き出せずに終わってしまう可能性もありそうだ。 アーカイブにはProfessional版ではないただの「Dynamic Draw」も含まれているので、まずこちらで描画機能の使い方になじんでから「Professional」の方へステップアップするのもよいのではないだろうか。 (Vector)